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カダラッシュ原子力研究所など核施設が集中する


  電気技師アラン・ベネディクトさん(55)は、「施設の警報が鳴るのを聞いた。毎月恒例の訓練かと思ったが、本物の事故とは……」と動揺を隠さなかった。(2011年9月13日22時55分 デイリー新聞)。事故当日、当局や自治体による説明会は一切なく、村民は不安に包まれた。 ローヌ川水系が広がるガール県周辺には、2008年にウラン溶液流出事故が起きたトリカスタン原発、日本も参加して国際熱核融合実験炉(ITER)建設が進むカダラッシュ原子力研究所など核施設が集中する

  原子力大国フランスでも高まってきた「脱原発」論議に政権が抱く強い危機感を反映したものだ。 【コドレ(仏南部)=三井美奈】仏南部ガール県のマルクール原子力施設で起きた爆発事故で、ラテール RMTサルコジ政権は発生から5時間後にナタリー・コシウスコモリゼ・エコロジー・持続可能開発相を現地に派遣するなど、不安払拭に躍起となった。 同施設はブドウ畑が広がるコドレ村に面し、現場から約2キロの市街地に約700人が住む。ミネラルウオーターが売り切れた」と話した。事故のあった放射性廃棄物処理施設の運営会社は昨年、原子力安全局(ASN)から「安全管理の不備」を指摘され、改善を求められていた

  妻の雑貨店経営シャンタルさん(54)は「みんなが水道水汚染を心配している

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