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ここまでやるか? AIカスタマイズゲームとしても成立しそうな「UNAC」システムなど,「ARMORED CORE VERDICT DAY」の新要素について聞いてきた


   テラ RMT フロム・ソフトウェアが2013年9月26日に発売を予定している人気メカカスタマイズアクションシリーズ最新作「ARMORED CORE VERDICT DAY」(PlayStation 3/Xbox 360 以下,ACVD)。前作,「ARMORED CORE V」(PlayStation 3/Xbox 360 以下,ACV)で追加されたマルチプレイの要素がさらに強化され,勢力争いを行うコンテンツになっていたり,新パーツや新たなソロプレイモードなども登場するというのは,これまでお伝えしてきたとおりだ。

  本日(8月3日)からはXbox 360向けのネットワークテストも始まり,ここでは新要素UNACシステムの一部が体験できるとのことだが,これらの要素はどういった意図で実装され,どのような楽しみ方ができるものなのだろうか。今回4Gamerでは,プロデューサーの鍋島俊文氏,そしてディレクターの高橋直之氏に詳しく聞いてみた。

  


  「ARMORED CORE VERDICT DAY」公式サイト

  4Gamer:

  よろしくお願いします。今回のインタビューは,以前に実施されたPlayStation 3版ネットワークテストなどを通じて姿が見えてきたACVDが,どういったゲームになっているのかを詳しく聞いていきたいと思っています。

  鍋島俊文氏(以下,鍋島氏):

  分かりました。よろしくお願いします。

  4Gamer:

  テストを通じてすでに触れているプレイヤーも多いかと思いますが,ACVからの変更点としては,やはり勢力ごとに分かれての対戦システムの導入や,マッチングシステムの改修が大きな部分でしょう。とくにマッチングは,前作で不満の声も挙がっていた部分なので,このあたりは待望の調整といったところかと思います。

  プロデューサー 鍋島俊文氏


  鍋島氏:

  そうですね。ACVでは,想定と違う部分があり,その点は我々も反省していまして……。僕達がACVで目指していたものや,こういう風にしたいと思っていたことが,プレイヤーの皆さんに望まれていた遊び方と,大きくズレていたと感じているんです。

  4Gamer:

  と言いますと?

  鍋島氏:

  TERA RMTACVは,これまでのシリーズと大きく変えた部分もあったので,新しい人に入ってきてほしいという狙いを持って作っていました。そのため,対人戦を「うまい人が遊ぶエンドコンテンツ」と位置付けて,マッチングシステム的にも「時折,対人戦となる」という性質のものでした。ただ,こちらの想定以上に対戦がしたいという人の熱量が高く,ゲームデザインとうまく合致していなかった。そこは,不満に思われた方,ストレスを感じた方が多かったと思っています。

  4Gamer:

  例えば「敵の領地に攻め込んだけど無人だった」みたいな状態ですよね。せっかく対戦がしたくても,相手がいなくて肩すかしをくらってしまうですとか……。

  高橋直之氏(以下,高橋氏):

  はい。そういった前作の不満点は,ACVDでは可能な限り排除するようにしています。

  今回,ACVDの開発にあたって最初に議論したのは,快適に対戦してもらうために,どういったマッチングのシステムを提供すれば良いのかということなんです。プレイヤーが求める対戦とは何なのか,まずは言葉だけを並べて,それぞれを解決していけるような仕組みを構築しましたRMT

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