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RO RMTインディーズゲームの小部屋:Room#291「Skulls of the Shogun」


  編集部:ginger

  


   ラグナロク RMTネタが思いつかない時は,以前作った秋山殿の頭をなでなでして心を慰めている筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第291回は,シアトルを拠点に活動しているインディーズデベロッパ,17-BITのデビュー作となる「Skulls of the Shogun」を紹介する。

  本作は,無念の死を遂げた将軍(のガイコツ)となり,手下のサムライ(のガイコツ)や妖怪を率いて死者の国で大暴れするというターン制ストラテジーゲームだ。コミケで発売されるスタッフ本はきっと激戦なんでしょうな……。筆者はおとなしく通販待ちです。

  

インディーズゲームの小部屋:Room#291「Skulls of the Shogun」


  日本をその手に収める大将軍の座に,あと一歩というところまで迫りつつ,何者かに背中から刺されて命を落としたアカモト将軍。ガイコツ姿になって“あの世”へとやって来た将軍は,無礼な態度の案内人に怒り心頭。一刀のもとに斬り捨ててしまう。それを見ていたサムライ達は,その風格にすっかり惚れ込み,お供になることを申し出る。そこへ,自分を差し置いて“アカモト将軍”の名をかたる不届き者が,次々と手下を差し向けてきて……。

  

インディーズゲームの小部屋:Room#291「Skulls of the Shogun」


  

インディーズゲームの小部屋:Room#291「Skulls of the Shogun」


  ということで,死してなお“あの世”で戦い続けることになったアカモト将軍。プレイヤーは将軍とその配下を指揮して,敵の軍勢を蹴散らしていくのだ。上述のとおり,本作はターン制のストラテジーゲームで,自分と敵が交互にユニットを動かしていくという方式だが,特徴的なのは1度のターンで最大5体のユニットしか指示を出せないという点。味方に6体以上のユニットがいても,すべてを動かすことはできないので,戦況を見ながらじっくり作戦を練ろう。

  

インディーズゲームの小部屋:Room#291「Skulls of the Shogun」


  RO RMT味方のサムライは,接近戦のエキスパート「歩兵」,能力は平均的だが移動力の高い「騎馬」,防御力は低いが遠距離から攻撃できる「弓兵」の3種類。敵味方とも,攻撃した相手を押し戻すことができ,崖などから突き落とすと,残り体力に関わらず一発で敵を仕留められる。しかし,2体以上のユニットが隣接して“まもりの陣”を発動すると,押し戻し攻撃を防ぐことも可能。ターンを終了させる時は,なるべく味方同士で固まって,“まもりの陣”を発動しておくといいだろう。

  また,敵を倒した時にその場に残されるドクロを拾って食べると,体力が少し回復すると共に,体力の最大値がアップするのも特徴の一つ。ドクロを3回食べたユニットは“悪鬼”に変身し,1ターンで2回行動できる強力なユニットになるので,チャンスがあれば積極的に狙っていきたい。しかし,敵のユニットも,倒されたこちらのユニットのドクロを食べるとパワーアップするので注意が必要だ。

  さらに,マップ上にある“やしろ”に取り付くことで,味方のサムライや妖怪系ユニットを呼び出すこともできる。ただし,取り付き中のユニットは攻撃されても反撃できないので,敵を近づけないように気を付けるべし。コミカルなキャラクターや,どこかすっとぼけた感じのユーモラスなストーリーも本作の魅力で,丁寧な日本語ローカライズが行われているのもありがたい。

  本作は一見するとカジュアルなゲームのようでありながら,こちらの弱点を的確に突いてくるなど,敵の思考は思いのほか手ごわく,力押しだけではクリアできない遊び応えのある一本に仕上がっている。また,ローカルやオンラインで最大4人でのマルチプレイにも対応している。そんな本作は公式サイトや Steamなどで14.99ドルにて発売中なので,興味を持った人はぜひどうぞRMT

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