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TERA RMTインディーズゲームの小部屋:Room#292「Guacamelee! Gold Edition」


  3日間で過去最多の59万 テラ RMT人の来場者があったという有明あたりの某イベントに2日間通い,1年分以上の汗を流してきた筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第292回は,DrinkBox Studiosの「Guacamelee! Gold Edition」を紹介する。本作は,メキシコの伝統文化や伝承からインスピレーションを得たという横スクロールアクション。イベントでの戦果は,来週以降順次ご紹介できればと思います。あくまで予定ですが……。

  

インディーズゲームの小部屋:Room#292「Guacamelee! Gold Edition」


  不思議なマスクを手に入れ,なぜか突然ルチャドール(メキシカンスタイルのプロレス「ルチャ・リブレ」の選手)となった主人公のJuanが,ガイコツの姿をした悪魔,Carlos Calacaに誘拐されてしまった大統領の娘を救い出すために冒険を繰り広げるという本作。Calacaは何らかの儀式によって,この宇宙を混沌に導こうとしているらしい。だからって何でルチャドールなんだ! というツッコミはごもっともだが,エル・サント主演映画みたいなものだと思えば不思議はない……とプロレス担当のTeTが言ってました。ほんまかいな。

  ともあれプレイヤーはそんなJuanとなって大統領の娘を取り戻し,ひいては世界を救うため,Calacaの足取りを追うことになるのだ。

  

インディーズゲームの小部屋:Room#292「Guacamelee! Gold Edition」


  

インディーズゲームの小部屋:Room#292「Guacamelee! Gold Edition」


  主人公がルチャドールということもありTERA RMT,Juanが使う技にプロレス技が多いのが特徴で,パンチやキックといった打撃技に加え,パイルドライバーやスープレックスといった投げ技を簡単操作で繰り出せるのが本作の見どころの一つ。これらを組み合わせたコンビネーション技も豊富に用意されており,パンチで敵を打ち上げてから,ジャンプ攻撃で追い打ちをかけたり,投げ技で敵同士をぶつけて一網打尽にしたりと,豪快なアクションが楽しめる。さすが,ルチャドール!

  

インディーズゲームの小部屋:Room#292「Guacamelee! Gold Edition」


  一応,ストーリーに沿って次の行き先を指示されるものの,本作は複数のエリアを自由に移動しながらゲームを進めていくタイプのアクションゲームで,Juanは行き先々にいる謎の老人から教わったり,祭壇にお布施したりすることで,新たな技やアビリティを習得できる。

  またJuanは,マスクを手に入れた時,同時に“死者の世界”と“生者の世界”を行き来する能力を身に付けており,ステージのあちこちにある渦に飛び込むことで,2つの世界を移動できる。世界を切り替えるとマップの構造が変化し,それまで通れなかった場所を通れるようになるという寸法だ。

  メキシコと言えば,タコスとテキーラとサボテンの国,という程度の知識しかない筆者なので,ストーリーにどの程度メキシコ文化が反映されているのかは不明だが,いかにも「コンドルは飛んでいく」が似合いそうな砂漠のエリアや,アステカ文明風の遺跡,ソンブレロとポンチョを身に着けたドクロ姿の敵など,随所から伝わってくるメキシコっぽさは,本作ならではの魅力だ。ゲームを盛り上げてくれるラテン系のBGMもゲームの雰囲気にぴったりで,とても素晴らしい。

  日本人にとってだけでなく,ゲームの題材としても比較的珍しい(と思われる)メキシコ文化に焦点を当て,独特のビジュアルと気持ちのいいアクションで楽しませてくれる本作。アクションゲームファンなら見逃せない,完成度の高い一本なので,ミル・マスカラスに憧れているアナタはぜひどうぞ。そんな本作は,Steamにて14.99ドルにて発売中だRMT

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