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「TERA ネットカフェイベント 2011」開催


NHN Japanは、TERAについて、正式サービス開始後初となるオフラインイベント「TERA ネットカフェイベント2011」を、2011年12月23日に快活オンラインCAFE 八王子駅前店において開催した。

本ネットカフェイベントでは、「TERA」開発会社となる「韓国ブルーホールスタジオ」への見学を含む特別ツアー招待権を賭けた、新ダンジョン「ビビッシュの実験場」を舞台としたタイムアタックイベントや、ブルーホールスタジオの開発スタッフを招いた「TERA rmt」開発秘話など、さまざまなイベントが用意されており、かなりの来場者が最後まで楽しんでいたぞ。

会場となった「快活オンラインCAFE 八王子駅前店」は、12月22日より新規オープンしたインターネットカフェ。ブースで仕切られ、静かに過ごさなくてはならなかった従来のインターネットカフェと異なり、全席オープン席を導入しており、韓国のネットカフェに近い環境で友達や家族と一緒にネットゲームはもちろん、漫画や喫茶も楽しめる。

最後の大抽選会では、「FINAL TERA DAY」でしか手に入らなかった幻のTERAグッズが10名にプレゼントされ、会場内ではユーザー同士の交流もさかんに行われており、そのまま夜はオフ会を開くというユーザーもいたぞ。ちなみにエンターブレイン社からは特別賞として、PASMOを入れることができる「エリーンの巨大パネル」が進呈。持って帰れない(りたくない)人には郵送のサービスも(笑)。

 

また、会場ではエリーンに扮したコスプレイヤーの「りむた」さんも登場じ、タイムアタックでのMCや記念撮影など、プレイヤーでもある本人もかなり楽しみながら参加していた。

 

cureコスプレイヤー「りむた」さん。タイムアタックに参加したかったが衣装の問題で椅子に座れなく残念ながら応援だけに  


イベントの最後には参加者全員で記念写真!外の寒さを吹っ飛ばすほど熱気ムンムン

登壇者

NHN Japan 株式会社 TERA運営プロデューサー「鈴木 貴宏」氏
NHN Japan 株式会社「ハンゲ太郎」氏
ブルーホールスタジオ TERA日本ライブチーム「キム ナキョン」氏
cureコスプレイヤー「りむた」さん

イベント開始直前に運営チームに聞いてみました。
――ブルーホールスタジオ見学付き韓国旅行が景品となった経緯を教えて下さい。

鈴木氏:今回のイベントを快活オンラインCAFEを運営する株式会社ヴァリックさんからお話を頂き、TERAでのイベントでタイムアタックをしようと決まり、プログラムをどうしようかと相談している時、優勝したチームに驚くプレゼントをしたいと話が盛り上がり、ゲーム内アイテムやグッズなどではちょっと物足りないと頭をひねり過ぎた結果、こうなりました(笑)。もちろんブルーホールスタジオに普段入ることはもちろんできませんし、見学の際にもしかしたら開発中の何かが見えてしまうことも…あるかもしれませんよ。

――ブルーホールスタジオ側は了承しているんですか?

鈴木氏はい。ぜひぜひとウェルカムとのことです。

――今までブルーホールスタジオに取材に入ったことは?

鈴木氏:今まで一度だけテレビカメラが取材に入ったことがあるみたいです。一般の方はもちろん入ることはできないんです。

――2012年の「TERA」について公開できることを教えて下さい。

鈴木氏:本日発表するのは「サーバー統合」についてです。現時点ではサーバー数や、どのサーバーがいつ統合する、といった詳細は明かせないのですが、近日正式なニュースリリースを公開できる予定です。

――日本のユーザーの意見・要望に対してブルーホールスタジオはどのように感じていますか?

鈴木氏:毎日運営チームから、ユーザー様の意見や要望をまとめて、改善案やレポートを送っていますが、日本と韓国のユーザー様で反応されるポイントの違いに学ぶ事が多いようです。日本と韓国では必要とされている対応への優先度が違う事がありますので、しっかりと情報交換を行っています。

――正式サービス後の日本のユーザーの意見・要望について教えて下さい。

鈴木氏:残念ながら、希望を持って「TERA」を始めてくださったユーザー様を裏切っている、失望させてしまったと認識しています。このため、2012年は「TERA」を変えていきたいと思っております。「TERA」の信頼を取り戻し、希望を持っていただけるように、ユーザー様が不満に感じられている不具合などの重点的な対応や、独自に変更ができる部分は変更して展開していきます。

――新規のユーザーに向けての施策などは用意していますか?

鈴木氏:現在も無料利用券の時間や期間の拡張などの施策を行っていますが、新規ユーザー関わらず、長く遊んで頂く事は難しいと思っていますので、まずは現状の様々な問題点への対応を行います。TERAは、「レベルアップしやすい」→「あっという間にカンスト」→「コンテンツが足りない」というスパイラルを生んだことが、飽きてしまったユーザー様を増やしてしまったと思います。生産に意味を持たせたり、ギルドで遊べる場所を作るなど、もっとゲーム内で「生活」できるようなコンテンツが必要ですので、これはブルーホールスタジオにも提案を行っています。

――ブルーホールスタジオ側は運営に対してどのような思いを持っていますか?

鈴木氏:日本のユーザー様の求めているものをしっかり教えて欲しいと話しています。ブルーホールスタジオとはテレビ会議やワークショップを定例として実施しており、議論や交渉をする事で日本のユーザー様への認識を深めて頂いていますので、今後もこの点は強化していきます。

――韓国のユーザーはどのような傾向の人が多いですか?

鈴木氏:あくまで傾向ですが、日本のユーザー様は不具合に対しての反応が早いですね。アップデート後すぐにご報告いただいた不具合について、実は韓国でも同じ状況であったものの、発見されていなかったりした事があります。

――今後もネットカフェでのイベントも実施していきますか?

鈴木氏:今回正式サービス後のはじめてのオフラインイベントだったので、反響を見ながらにはなりますが、ぜひ今後もやりたいと思っています。

――ありがとうございました。

タイムアタック!~ビビッシュの実験場で目指せ最速クリア!~

広大な雪原を舞台とした11番目の新インスタンスダンジョン「ビビッシュの実験場」のクリアタイムを5人1組のパーティーで競い、最速クリアしたパーティーには、韓国TERA開発会社ブルーホールスタジオ見学付き特別ツアー(2泊3日)をプレゼントされる。

本インスタンスダンジョンは、「マッハ」や「狂乱の愚者」など中型ボスを順番に倒しながら、最終的にボス「アトレヤ」を討伐するとクリアとなる。タイムアタックの参加者は、敵の出現位置やルート選別、ポジション取りなどしっかりと熟知しているプレイヤーが多く、ボイスチャットが利用不可となっているイベントでは声を出し合いながら、あっという間に進んでいった。

 

最終ボスの「アトレヤ」は、防御力がハンパではなく、ただ攻撃を当ててもほとんどダメージを受けない。配置されている「変形した力の魔石」を破壊してアトレヤが転倒している時にだけダメージが通るようになるのだ。またアトレヤの体力が50%まで減ると雑魚が周りから沸いてくる。反射属性を持っている雑魚をうまくアトレヤに踏ませるように誘導することも重要となっている。

決勝戦では、圧倒的な連携と地形から敵の出現位置まで、ほぼ完璧に覚えているような猛者が集まったチームがあっという間に「アトレヤ」にたどり着き、驚異的なスピードで敵の体力を削っていく。西エリアにたどり着いた時間はなんと8分25秒ほどであった。アトレヤの体力を60%ほどに減らしたのは、11分という記録を叩き出していた。もちろんそのまま一気に討伐を成功し、見事「ブルーホールスタジオ見学付き韓国旅行」を手に入れた。

 


決勝戦において、あまりにスピードの早い攻略にコメントもそこそこに見守るMC・プロデューサーやスタッフ陣

 


運営の予想を遥かに上回る記録に、最後のアトレヤ討伐の瞬間は会場は大盛り上がり!

オーバーエンチャントイベント~今年最後の運試し!~

キリアン装備を一度もミスせずに+12まで強化することができたら、その場で+12まで育てた武器をプレゼント。さらに最終強化値によってタンブラーやマグカップなどオリジナルグッズやゲーム内アイテムもプレゼントされていた。

リアルガチャガチャ

会場内に設置された「リアルガチャガチャ」には、最近人気の消費系アイテムを詰め込まれており、キャラクター種族変更券、外見変更券など超レアなアイテムも。

ブルーホールスタジオ開発スタッフを招いての座談会

TERAメンバーズサイト内「ブルーの開発ノート」でもお馴染みの、韓国TERA 開発会社ブルーホールスタジオ 開発スタッフを招いての座談会を開催。会場に駆けつけたTERAファンだけに、開発秘話や、2012年のTERAに関するこぼれ話を公開。残念ながら来場者限定の情報公開となり、取材はできなかったが、サーバー統合についての情報は近日公開予定とのことだ。

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