RMT-WM
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PSO2 RMTコミュニティの強化を目指す各種システム


  


  PSO2 RMT先日お伝えしたように,RO2では,W/A/S/Dキーで前後左右に動き,マウスで向きを変えるというFPSライクな操作方法が採用されている。攻撃スキルは数十種類用意されており,上記の方法で常に移動しつつ,さまざまなスキルを活用するという,アクションゲームさながらの戦闘が楽しめるわけだ。

  PSO2 RMT今回のテストでは,パーティプレイシステムが実装されている。これは,5人までのキャラクターでパーティを組めるもので,戦闘や,クエストのクリアで得られる経験値が通常よりも多くなる。

  今回公開されたプロンテラには,前回のテストには登場しなかったより強いモンスターが登場したが,パーティを組むことで,これらのモンスターとの戦闘が有利に進められるため,とても楽しめたというプレイヤーが多かった。

  また,同じく今回のテストで実装されたメールシステムは,文字どおりプレイヤー同士がメールをやり取りできるシステムだが,メールだけでなく,ゲーム内マネーやアイテムを添付して送信できる。RMTに利用されるのではないかという心配もあるが,コミュニティ性を高めるという意味で注目すべき要素の一つだろう。

  


  


  現時点でのRO2の完成度は,なかなか高いといえるのではないだろうか。本作に対する注目度は韓国よりも海外のほうが高いが,MMORPGというジャンルに対して厳しい目を持つといわれる韓国のプレイヤーにアピールしていることは,大きな意味があろう。

  とはいえ,RO2関連のコミュニティや,個人ブログに書かれている参加者達の意見を見る限り,彼らが不満に感じている点も少なからずあるようだ。

  まず目につくのは,操作方法についての不満だ。前作とは異なる,主にキーボードで移動する方式を不便だと指摘する人はかなり多い。

  Fキーを押すことで「自動攻撃」を行えるが,攻撃の途中で画面の向きを変えると,攻撃が中止されてしまう点は惜しいという声も聞かれる。

  もちろんこれは,「World of Warcraft」をプレイしたことのある人には馴染み深い方式だが,そうでない人には受け入れにくいものであるようだ。

  RO2でモンスターを倒すと,前作と同じ効果音が聞こえる点や,プロンテラ,「カプラ」などの存在は,前作を遊んだ人にとって懐かしさを感じる要素となっているようだが,前作のシステムを取り入れたりして,前作とのつながりをさらに強めてほしいという意見も散見される。

  例えば,より個性的なキャラクターに育てられるよう,前作のように,ステータスを柔軟に上げられるようにしてほしいという要望などだ。

  また,「RO2には,確かにさまざまなシステムが用意されているが,RO2ならではといえる独創的なシステムはない」という声もある。システム的な特徴に限らず,コミュニティを強化するための“特別な何か”を盛り込んでほしいとの意見だ。

  今回のテストについて,RO2の総括プロデューサーを務めるPark Young Woo氏は,「ストレステストに重点を置いたので,ネットワーク関連の難しい問題も生じましたが,ともあれテストの参加者に感謝しています」とコメントしている。

  今後は,モンスターをクリックするときの不具合や,クエストの不足,カメラに関連する問題など,今回のテストで見つかった不具合の修正を進めていくとのことだ。

  今後の修正や改良,新要素の追加を経て,前作の名声を引き継ぐ世界的なオンラインゲームとなることを期待したいRMT

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