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DQ10 RMT[SIGGRAPH]「Oculus Rift」に対抗!? NVIDIAがサングラススタイルの立体視対応HMDを披露


  ドラクエ10 RMTコンピュータグラフィックスとそのインタラクティブ技術の学会である「SIGGRAPH 2013」が,米国時間の21日に開幕した。今年も4Gamerでは,3Dグラフィックスとゲーム関連の話題を中心にレポートしたいと思う。

  今年のSIGGRAPHは,PlayStation 4やXbox Oneの発売直前に開催ということもあって,次世代ゲーム機のグラフィックスに関連したセッションもあるとのことだ。4Gamer読者にも興味深いレポートをお届けできるだろう。

  ちなみに,SIGGRAPHというイベントは,毎年開催地を変えては定期的にロサンゼルスに戻る(2012年はロサンゼルス開催)といったパターンを繰り返しているが,今年はロサンゼルスのやや南東にある,アナハイム市での開催となった。アナハイムは元祖ディズニーランドがある街で,夏休みの真っ最中である今は,街中(まちじゅう)が家族連れの観光客で溢れている。SIGGRAPH 2013の会場であるAnaheim Convention Centerも,ディズニーランドのすぐ近くに立地しているため,通りにはディズニー関連の旗や広告が並んでいて,なんとも賑やかで楽しげだ。

  最新のグラフィックス技術を使った展示が見られる展示会場「Emerging Technologies」の様子

[SIGGRAPH]「Oculus Rift」に対抗!? NVIDIAがサングラススタイルの立体視対応HMDを披露


  そんなSIGGRAPH 2013だが,例年同様,初日は入門者向けのセッションが中心であるため,まずは毎年ユニークな展示で来場者を引きつけて止まない,展示会場「Emerging Technologies」から見ていくことにした。すると,人がNVIDIAブースに人が溢れかえっているのを見つけたので,まずは第一報はNVIDIAブースレポートからとしてみたい。

  NVIDIAのHMD「Near-Eye Light Field Displays」は

  重さわずか約110g

  なぜNVIDIAブースに来場者が詰めかけていたのか。その答えは,同社が開発中のヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)「Near-Eye Light Field Displays」(以下,Near-Eye LFD)にあった。

  DQ10 RMTソニーのHMZシリーズやOculus VRの「Rift」,方向性は異なるがGoogleの「Google Glass」などが登場したことにより,ゲーム業界やグラフィックス業界では今,HMDがミニブームといった状況にある。そんな中でNVIDIAが独自開発のHMDを初出展するというのだから,注目度が高いのもうなずけるというものだ。

  Near-Eye LFDを装着した状態。見た目やサイズは,HMDというより立体視用メガネに似ている

[SIGGRAPH]「Oculus Rift」に対抗!? NVIDIAがサングラススタイルの立体視対応HMDを披露


  今回,NVIDIAが披露したNear-Eye LFDは,2枚の1280×720ドットの有機ELディスプレイパネル2枚を,左右の眼にそれぞれ割り当てるタイプのHMDである。

  外観からして特徴的で,目にあてがう部分(メガネのレンズ部分)の厚みは,わずか10mmしかない。たとえばHMZシリーズだと,ディスプレイやレンズで構成される光学系の奥行きが40mmもあるわけだが,それと比較すれば非常に薄いのが分かるだろう。重さも約110gしかなく,サイズと重さで考えれば,HMDというよりも,3D立体視対応液晶ディスプレイと組み合わせて使う,アクティブシャッター式メガネに近いRMT

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