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グリーが「2013年度第4四半期決算説明会」を開催。「選択と集中」戦略を進め,減収減益からの反転攻勢を狙う


  2013年8月14日,グリーが主催する「報道関係者向け2013年度第4四半期決算説明会」が,東京都内にて開催された。この説明会では,グリーの代表 アイオン RMT取締役社長 田中良和氏およびコーポレート本部長 秋山 仁氏が登壇し,同社の2013年度第4四半期の決算報告を行った。

  説明会の冒頭では,田中氏から今回の決算報告の概要が紹介された。

  それによれば,2013年6月期の通期では,売上高1522億円,営業利益486億円と,前期と比較して減収減益となったとのこと。田中氏は,その要因はWebゲーム事業の落ち込みにあるといい,すなわち縮小傾向にあるフィーチャーフォン市場にて売上が下がり,またスマートフォン市場では成長機会を捉えきれず,思うように売上を伸ばすことができなかったためとのことだ。

  グリー 代表取締役社長 田中良和氏


  一方,ブラウザ上などで動作するタイプでなく,アプリとして提供されるゲームを総称したネイティブゲーム事業は,急速な成長を見せ,とくにグローバル市場において存在感を増しているとのこと。今期ではWebゲーム事業の下がりをカバーするまでに至らなかったものの,田中氏は,同社が現在ネイティブゲーム事業へシフトしていることから,今後の展開に期待しているという。

  第4四半期のみを見た場合も同様で,こちらも売上高370億円,営業利益77億円となり,前四半期と比較すると減収減益だ。田中氏は,その要因にWeb ゲームにおける既存主力タイトルの落ち込みを挙げ,また海外マーケットにおけるネイティブゲーム事業の拡大と,そのためのコストコントロール――「選択と集中」戦略の推進に伴うタイトルの絞込みや,海外拠点の編成を行ってきたといAION RMTう。

  それらを受け,2014年6月期上半期は,Webゲーム約10本,ネイティブゲーム約15本の新規タイトルを投入する予定で,プラットフォームとしてのGREEと,ネイティブゲーム事業のグローバル展開という2軸による成長を狙うとのこと。

  

グリーが「2013年度第4四半期決算説明会」を開催。「選択と集中」戦略を進め,減収減益からの反転攻勢を狙う


  続いて報告が行われた連結決算の概要では,秋山氏より2013年6月期各四半期の売上高/営業利益の推移や,売上高における各収入の推移,費用構成,貸借対照表,キャッシュフロー計算書などが示されたRMT

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