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AION RMT「MAXIMUS VI FORMULA」フォトレポート。黒い装甲板をまとったゲーマー向けマザーボードの特徴を写真でチェック


  ASUSTeK Computer アイオン RMT(以下,ASUS)は2013年6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2013にて,ゲーマー向け製品ブランド「R.O.G.」(Republic of Gamers)の新製品を複数発表した(関連記事)。

  そのなかでもとくに注目を集めたのが,第4世代Coreプロセッサに対応するマザーボードの新製品として披露された,ゲーマー向けのフラグシップモデル「MAXIMUS VI FORMULA」である。

  MAXIMUS VI FORMULAは,2012年8月に発売された「Maximus V Formula」の後継となる製品で,Intel 8シリーズチップセットの最上位モデル「Intel Z87 Express」(以下,Z87)を搭載したマザーボードだ。発売時期は9月の予定で,メーカー想定売価は4万5000円前後とされている。

  MAXIMUS VIシリーズでは,すでにオーバークロッカー向けの「MAXIMUS VI EXTREME」が発売済みで,実勢価格4万4000~5万円程度(※2013年8月20日現在)で流通中だ。つまり,このままいけば,MAXIMUS VI EXTREMEとおおむね同程度の価格でMAXIMUS VI FORMULAは店頭へ並ぶことになるわけだが,果たしてどのあたりが「ゲーマー向けのフラグシップモデル」となっているのだろうか。今回4Gamerでは,量産ラインを使ったサンプルボード(※量産前の最終確認に使う個体)を入手できたので,その特徴を写真メインでお伝えしてみたい。

  MAXIMUS VI FORMULA

  メーカー:ASUSTeK Computer,問い合わせ先:テックウインド(販売代理店)[email protected]

  メーカー想定売価:4万5000円前後(※2013年8月20日現在)

R.O.G.
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  基板の保護と放熱を兼ねる「ROG Armor」

  バックプレートは鋼鉄製

  一目で分かるMAXIMUS VI FORMULAの特徴がAION RMT,マザーボードの表と裏を覆っているカバー「ROG Armor」である。

  基板を表と裏の両方からカバーで覆う構造と聞いて,ピンと来た人も多いだろう。耐久性重視のASUS製マザーボードブランド「TUF」(The Ultimate Force)に属するSABERTOOTHシリーズでは,トンネルのように設けた空洞によってエアフローを整えるとされる表面のカバー「TUF Thermal Armor」と,放熱板兼補強板として機能するバックプレートで基板を覆っていたが,ROG Armorから受ける印象は,SABERTOOTHシリーズのカバーとよく似ている。

  実際,鋼鉄製のバックプレートは,SABERTOOTHシリーズのそれと同じく,放熱板,そして,パーツの着脱時に生じるテンションからマザーボードを保護する補強板として機能するようになっているというRMT

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