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「三国志を抱く」は“三国志入門”として最適なオンラインゲーム。激動の“第1幕”をカットシーンと共に紹介


  ネクソンがサービス中の アイオン RMT「三国志を抱く」(PC/Android)は,PCブラウザ/タブレット/スマートフォンに対応したMMORPGだ。こういったマルチプラットフォームのタイトルは珍しい存在だが,本作にはそれとは別にもう一つ,ほかにはない見どころがある。それはこれまでプレイレポートなどで述べてきたように,ゲーム内のストーリーが小説「三国志演義」に忠実に作られているということだ。

  ただストーリーが原作重視なだけではなく,演出にも非常に力が入っている。ゲームを進めていくと,要所要所で3Dグラフィックスのカットシーンが登場するのだが,そのボリュームが半端ではないのだ。その数なんと,三国志演義の第1巻に相当するゲーム内の“第1幕”だけでも,60本近い。カットシーン1つにつき,1分半~2分ぐらいのボリュームがあるので,これを見るだけでも映画1本分ほどの長さになるのである。

  ここまで力が入っていると,三国志ファンはもちろん,ほかのゲームや映画などを通じて武将の名前ぐらいは知っているが,本編の流れはさっぱりという人でも,「三国志の入門書」という感じで楽しめるだろう。

  

三国志を抱く


  もちろん,ただ「三国志の話が楽しめる」と言うだけでは,その魅力は伝えきれないと思う。そこで今回は,ゲーム中のカットシーンを交えて第1幕のストーリーを紹介してみたい。記事の都合上,ストーリーのネタバレ(といっても,三国志演義そのままなのだが)を含む内容にはなRMTってしまうが,原作を重視したストーリーがしっかり盛り込まれているということが確認できるはずだ。

  “黄巾の乱”の勃発(1幕1~4章)

  あらためて紹介すると,三国志演義は紀元200年前後の中国大陸で繰り広げられた,激動の時代をモチーフにした物語である。当時の漢王朝は粗悪な政治で乱れ,また度重なる飢饉により,民衆は困窮していた。そういった中,張角が率いる新興宗教の“太平道”が民衆の支持を急速に集め,中国大陸各地へと広がっていくことになる。そして,数十万もの規模に膨れ上がった太平道信者は“黄巾賊”と名乗って一斉に武装隆起し,“黄巾の乱”が勃発するのだ。

  「立ち上る黄天の気」

  黄巾の乱は漢王朝を脅かすほどの勢いは広がり,政府はこれに対し鎮圧軍を編成する。鎮圧軍に参加した大勢の人物・勢力の中には,本作の主人公である劉備の姿もあった。鎮圧軍への出陣にあたり,劉備・関羽・張飛の3人が義兄弟の契りを交わす“桃園の誓い”は,三国志全体を通じて最も有名なエピソードのひとつだろう。

  第1幕の序盤では,劉備は鎮圧軍の司令官たる劉焉の元,黄巾の乱の鎮圧に奮闘することになるのだAION RMT

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