【FF11 RMT】盾のマイナス仕様について考える!
現在のゲームシステムに組み込まれている盾のマイナス仕様について考えてみます。
盾のマイナス仕様とは?
「前門の現実、後門の三角頭」さまの検証では、CLが1変化する度に盾発動率が1.4%増減するとあります。
別件で私が調べていたデータと照らし合わせても近い結果が出ます。
この場合、盾スキル440盾発動率+0のイージスはCL130で発動率下限の5%となり、CL139では盾スキル+28以下または盾発動率+7以下は結果に反映されない無意味な値となり、CLが上がれば上がるほど装備品で盾発動率を上げるのは難しくなっていきます。
なぜこのような仕様なのか?
先の検証の言葉を借りると、CL109から1上昇する毎に盾スキルが5.6ずつ上昇していけば盾タイプ毎の発動率を維持する事が可能。
つまりCL109から1上昇する毎に盾スキルが5.6ずつ上昇していけば盾タイプ毎の発動率を維持する事が可能なのです。現在の最高CLはダイバージェンスの149ですから、このマイナス仕様をマイナスと感じさせないためには盾スキル+224が盾自体に付く必要があります。しかし現在最も高い盾スキルはスリヴァーザの+129しかありません。これはCL132相当の値です。
防御関連スキルが全てこの仕様なら「そういう仕様だから」で済む問題なのですが、受け流しは受け流し+やイクァルタタ+の値が下限5%にそのままダイレクトで加算されていきます。
魔導剣士マスターであればCLに関係なく最低でも24%は受け流すのです。
ではなぜ盾はマイナスの仕様を背負わされているのでしょうか?
リアクトがあるからでしょうか。
現在は常時リアクト効果を得る事も可能となっています。しかしこれは1.5倍の割合強化なので下限5%に張り付いたままだと7.5%にしかなりません。
オハン+リアクトであればCL149で発動率58.5%になり、魔導剣士とほぼ同程度の対物理性能(ブルトエピオ込み換算)を得られますが、対魔法性能は捨てなくてはなりません。
リアクトがあるからという理由だけでスキルを上げないとすると、ナイトが高CLへ参加する事を想定していない事になります。
イージスとオハンを警戒しての事でしょうか。
ナイトの代名詞とも言えるこの二つの盾は長らく強化対象から外され、今尚盾スキルも付かないままです。
過去に強すぎるとされた経緯から強化を躊躇していて、その影響が盾という装備カテゴリー全体に及んでいる…?
開発前任者または前々任者が施した「イージスオハンが強くなり過ぎないための措置」を特に理由もなく採用し続けているだけという可能性も考えられます。
このままでいいのか
オハン実装後しばらくして、盾が強すぎると言われていたのは事実です。(実際に強すぎたかはまた別問題)
しかし現在は状況が違います。その強すぎると言われたイージスオハンを基準に強化されてきた魔導剣士が存在し、イージスオハンのようなペナルティを受けず長期間活躍し続けているのです。
シールドマスタリーの効果に「盾発動時に追加異常を受けない(一部例外有り)」というものがありますが、それを基準に魔導剣士の対異常性能が設定されたのであれば、そのバランスも崩壊していると言わざるを得ません。
仮に今イージスオハンに高い盾スキルが付き最も力を示していた状態に戻っても、私は多くのコンテンツへ魔導剣士で行くと思います。ナイトも魔導剣士も好きなジョブですが、被ダメを軽減するだけの盾ジョブでは戦術的にもゲーム的にも最早足りないのです。
元々はナイトと前衛ジョブの間で引き起こされた盾問題。しかし今やそれはナイトと魔導剣士の問題であり、前時代的なマイナス仕様が残る現状に違和感を覚えます。