【モンスト RMT】フリーズの獣神化
今月の獣神化、1体目は「シアトリカル・テイルズ」よりフリーズ。
特徴や使い所について考察していく。
<基本能力>
獣神化前の性能から振り返ると、一度の上方修正を経て
「AGB/ユニバキラー+アンチブロックかつ弱点ヒット麻痺SSを持ち、爆絶:アルカディアの実装直後に飛躍した通常進化」
「MSM/妖精キラーかつメテオSSと砲撃型の必中系友情コンボを備え、誰彼構わず薙ぎ倒すのを得意とする神化」
と分かれていた。
どちらかというと爆絶・轟絶にギミック適正の通常進化が優勢だったが、水属性における同ギミック対応枠はコラボ系を中心にライバルが多く、それらに呑まれ気味だった。
既に同期のファントムとドン・キホーテは獣神化が実装済みであり、これにて揃い踏みとなる。
基本性能は通常進化をベースとしており、神化のスキルセットを完全に諦める形になる。
ただ、明確に妖精族の高速処理が求められない限りは他の地雷対応キャラでもカバーできるので、少なくとも性能面で獣神化をためらう理由はない。
ギミック対応力は据え置きで、ユニバキラーの倍率がLへと上昇し、ゲージアビリティに状態異常回復が追加されている。
これらの変更点による恩恵を最も露骨に受けられるのが爆絶「アルカディア」で、対ボス火力とスピードダウンへの対抗策を同時に手に入れている。
またギミック対応力の組み合わせは、火属性の難関クエストにおいて相性が良く、出番も比較的多くなる。
友情コンボは通常進化時の面影をあまり残さず、ウォールムービングバレット+超氷塊の組み合わせ。
必中系で固まっているので、特にボス単体にできた時は一定以上の火力を期待できる。
一方で雑魚処理に活用しようとすると、超氷塊がいわゆる「死体撃ち」を起こす場合があり、せっかくの砲撃型友情火力が空振りに終わる可能性を残す。
同じ「水属性かつ重力バリア&ブロック対応」でいうとノンノαや日番谷冬獅郎などがいるが、それらの友情コンボほどの信頼度には欠ける。
それらを全員持っている状況かつ友情コンボで楽できるクエストに挑む際に、他を差し置いてフリーズが優先されることは考えにくく、ユニバキラーの活用ありきになる。
SSは据え置きで、敵の弱点にヒットした時に完全停止しつつ、3ターンの麻痺を付与するタイプ。
友情コンボ同様に「水属性かつ重力バリア&ブロック対応」で比べた時に、相手の動きを防ぐ系統だと日番谷冬獅郎や冨岡義勇がいる。
ただし日番谷のものは遅延系なので問題の先送りに過ぎず、冨岡義勇は敵全体に影響する代わりに1ターンの攻撃を無効化するだけだが、フリーズのものは複数ターンにわたって特定対象の行動を完全に封じることができる。
相手の行動から逆算して、前のステージを突破する前にターン調整することで真価を発揮する。
挙動のイメージとしては「触れた最初の敵に乱打し〜」というタイプに近く、クロノス(獣神化)などが持つ自強化系のように雑魚処理も兼ねた使い方はできない。
このタイプのSSは追憶の書庫などで入手できる所持者がおらず、特定のガチャ限を所持していないと活用の機会がないため、いざSSを発動しようとなった時に失敗しないようにしたい。
「2つのギミックに対応し、砲撃型の必中系友情コンボを持つ」という点だけ見ると究極降臨周回などの普段使いでも強そうに見えるが、普段使いとして使うには、友情コンボの癖の強さやSSターンの重さが気がかり。
一方でSSでボスを足止めできる点やピンポイントで状態異常回復を役立てやすい点は、どちらかというと難関クエスト向けと言える。
<連れて行けそうな難関クエスト(超絶・覇者の塔など)>
超絶以上:イザナミ アルカディア
モラル カルマ
ツクヨミ零 ジョカ
覇者(表):31 35
覇者(東):35
神獣の聖域:セイミー2
禁忌の獄:19
<目指したい「わくわくの実」>
「〇〇の絆・加撃」+「熱き友撃の力」
無難な組み合わせ。
「速必殺の力」
最短でも20ターンと重い部類に入るので、「速必殺の力」で補うのは十分に有効。